フィリピンのコスト事情
本日は、店舗ビジネスをする上でのフィリピン・セブ島のコストについてお伝えします。
①賃料
セブ島には、数多くのモールがあります。ガイサノ・カントリーモールという低価格商品を多く揃えたモールから、アヤラモールという高価格商品を多く揃えた富裕層向けのモールがあります。
私の調べでは、賃料が低いモールだと、1平米400ペソ(約1100円)からあります。例えば、60平米(約18坪)のお店を出店する場合、2万4千ペソ(約6万5千円)で借りることができます。
賃料が高いモールだと、1平米が約1500ペソ(4200円)です。60平米(約18坪)のお店を出店する場合、9万ペソ(約25万円)で借りることができます。
賃料が高いモールの方が、勿論モール自体の集客力が高いです。また、レストラン等の料金は日本と同程度あるいはそれ以上です。
また、上記はモール内の価格ですが、ロードサイド等であれば、もっと低い賃料でも借りられます。
②人件費
フィリピン人、一人当たりの日給は、350ペソ(約1000円)が一般的です。これを下回っているケースも多く、店舗ビジネスの場合、この給料を支払えば求人に困ることはほぼないでしょう。日本の時給がフィリピンの日給に当たります。フィリピンでビジネスを行う大きな魅力の一つです。
③水道・光熱費
フィリピンは光熱費が高いです。私のお店(カフェ)の場合、朝7時から深夜1時までの営業で、家庭用サイズのエアコンを2つ常時使っている状態ですが、1カ月で約3万5千ペソ(約10万円)です。水道代は、日本と比較しかなり低いです。
まとめますと、
フィリピンの物価は、モール内ですと、日本と同程度あるいはそれ以上です。
しかし、コスト面は、日本よりも圧倒的に低いです。
つまり、集客に成功すれば、利益は多く残せます。
しかし、フィリピンで出店するのは出資規制等あり容易ではありませんし、集客に苦労している店もあります。
次回はその辺りについて説明していきます。
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東京で一人暮らしをしながら、8カ月のアルバイトで300万円を貯める方法
フィリピン・セブ島で、ゴーゴーカフェを経営している森田剛です。
私は、東南アジアでビジネスをスタートしようと決めて、一番最初に行ったのが、お金を貯めることです。
当時はほとんど貯金がありませんでした。どんなビジネスをするにもお金は必要という事で、まずはお金を貯めようと考えました。お金を出資してあげる、と言ってくれる方もいましたが、自己資金で始めたかったので、その選択肢は選びませんでした。
目標設定
まずは目標を設定しました。2014年の9月までに(8カ月間で)300万円を貯蓄し、10月に東南アジアに移住し、ビジネスをスタートすると。どの国で何をするかは、その時は未定でした。
リサーチ
2014年の2月からアルバイトを開始しましたが、前月の1月の間、私は、大学院の授業を受けながら何のアルバイトが最も稼げそうかをリサーチしておりました。
コールセンター、レストラン、引っ越し業者、飲食店への呼び込み、などなど。
ちなみに、和民創業者の渡邊氏は、起業しようと決めて、佐川急便でアルバイトし起業資金を貯めたという話を、彼に関する本で読みましたが、現在はそれほど稼げるアルバイトではないと分かりました。
自分の強みに合わせた職種を選択
私が選んだのは、成功報酬型のテレアポのアルバイトと、銀座のバーでした。
テレアポは、契約が取れないと給料がゼロ、というものでしたが、契約が取れれば高額の報酬が得れました。私は、営業の経験があったので、これが最も稼げそうだと思い決めました。夜は、気分転換も兼ねて銀座のバーで週3〜4回働きました。給料も一般的なレストランと比較しよかったです。時給が1500円でした。
休みなしで働く
このアルバイトを、8カ月間ほぼ一日も休まずに行いました。途中で、起業する国とビジネスプラン構築のため、フィリピンとカンボジアへ視察旅行へ行き、それ以外の日は働きました。
テレアポは、最初の2か月は契約があまり取れず稼げませんでしたが、3カ月目以降、コツを掴み、月間のトップセールスになる月もあり、バーのバイトと合わせて、約60万円の収入がありました。
消費を極力抑える
消費は、東京で家賃6.5万円のワンルームに住み、友人からの飲みの誘いは断り、食事はバーの賄いで済ませて極力抑えました。その結果、月に40万円から50万円の貯蓄ができました。
私は目標通り、東京で一人暮らしをしながら、2014年の9月には300万円の貯蓄ができ、2014年の10月にはセブ島へ移住が出来ました。
私がお金を貯めるために行ったことをまとめますと、
①いつまでにいくら稼ぐのかという目標設定をする
②自分の得手不得手も考慮し、最も稼げるアルバイトを選択する
③休暇は取らずに働く。モチベーション維持のため、気分転換となるアルバイトも時々行う。
④消費を極力減らす。友達からの遊びの誘いは断る。
短期でお金を貯めるなら、サラリーマンではなく、アルバイトの方が良いです。
サラリーマン時代、給料は悪くありませんでしたが、上司との飲みの付き合い等あり、ほとんど貯金はできませんでした。一方で、アルバイトの場合、そういった付き合いがほぼない、あるいは容易に断れるので、貯蓄がどんどん進みます。当時は預金口座をみるのが、何よりもの楽しみでした。笑
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自己紹介(路上販売からGO GO CAFEを開業)
フィリピン・セブ島にて、GO GO CAFE を経営している森田 剛(もりた ごう)です。
※ブログを移動しました。最近は、【起業副業.com】のブログに記事を書いてますので合わせてどうぞ。
この度は、ブログを始めることにしました。
本日は、簡単な自己紹介をさせて頂きます。
私は、大学卒業後、4年間、店舗ビジネスをメイン顧客とした経営コンサルティング会社で働いておりました。その後、経営の知識をもっと高めたいと思い、国内の経営大学院(MBA)へ進学しました。当初は、卒業後、再度経営コンサルティング会社に就職し、3年ほど修行した後に、経営コンサルタントとして独立したいと考えておりました。
しかし、自分でビジネスを作ったことがないコンサルタントでは説得力に欠けると思い、実業で起業する決意をしました。
大学院で学ぶ中で、東南アジアに興味を持ち、カンボジア、タイ、フィリピン、マレーシアを回りました。そして、私は起業の地として、フィリピン・セブ島を選びました。
セブ島は、人々が英語の堪能に話し、経済も急成長を遂げており、今後もその成長が続くと感じたためです。
フィリピン・セブ島に移住し、路上販売をスタート
2014年の10月11日にセブ島に移住し、私が最初に行ったビジネスは、
路上で、とんかつサンドとおにぎりを販売する事でした。
セブに到着後2週間は、町をぐるぐる回り、販売する場所を検討しておりました。
そして、人通りの多いITパーク周辺の路上を選びました。
2014年10月27日が販売初日でした。初めて商品を入れたクーラーボックスを路上に置く瞬間は、高校の学園祭で漫才をする前のような緊張感がありました。しかし、意外と周りの路上販売の人たちは親切で笑顔で迎え入れてくれました。ホッとした感覚を今でも覚えております。
初日の営業終了後は、自分が強く逞しくなった実感がありました。肩で風を切りながら、ジープニー(20円で乗れるフィリピンのバス)に乗り込んで帰りました。
英語がほとんど出来なかった私は、拙い英語で、とんかつとは何かについて、一生懸命フィリピン人に説明しておりました。
次第に、美味しいカツサンドを売っている日本人がいる、という事で、評判を集めました。最初は、現地のブロガー達が記事を書いてくれました。フェイスブック上でどんどんと有名になっていきました。
最終的には、フィリピンの全国ネットの新聞、テレビにも出演しました。笑
Street food version ng ilang pagkaing hapon, patok sa IT Park sa Cebu
このテレビのお陰で、Facebookページが、1週間で800から8000いいね!まで増えました。
完売するスピードもそれに比例して速くなっていきました。100個の商品が30分もしないうちに完売できました。毎日、私が現地に到着する頃には、30人ぐらいの行列が出来るようになりました。
そして、私は、フィリピン・セブ島でビジネスをやっていく自信を得て、
GO GO CAFEをオープンする決意をしました。
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