セブ島の森田剛の日記

2014年よりフィリピンセブ島に住んでます。GO GO CAFEという飲食店を経営しています。また【起業副業.com】https://kigyo-fukugyo.com というブログも運営しています。

トヨタ生産方式のジャストインジャストタイムを、カフェの在庫管理に応用

本日は、私のカフェでの在庫管理の方法をお伝えします。

 

私のカフェでの在庫管理の方法は、世界的に有名なトヨタ生産方式のジャストインジャストタイムという考え方を参考にしております。少し大げさですが。笑

 

ジャストインジャストタイムとは、

 

必要なものを、必要な時に、必要な量だけ作る、という考え方で、

 

無駄を徹底的に排除し、

 

これによりトヨタはコストダウンに成功し、低価格で高品質な車を作り上げる事ができました。

 

これを飲食店で応用すると、

 

ムダ=廃棄処分を最小限に抑えることが出来、更に新鮮な食材をいつも提供できるようになり、また欠品を極力防ぐこともできます。

 

これは、以前のブログ『商品力強化』と『営業力強化』と『組織力強化』 - フィリピン・セブ島にて、GO GO CAFEを 経営する人のブログ で記載した『商品力強化』にも繋がっています。

 

 つまり、新鮮な食材を活用できることによって品質の高い商品を提供でき、

 

且つ、欠品が防げることで品揃えを豊富にしておくことが出来ます。

 

※しかし、フィリピンの場合は、食材の提供側が、たまに数カ月の欠品とかがあるため、そういった時はカフェでも欠品になる事はありますが。。。それも現在調整中です。

 

具体的な活用法

私のカフェでは、大半の食材や商品に対して、在庫が〇個まで減ったら、△個仕込みを作る、あるいは△個買い出しに行く、という風なチェックリストを作っております。

 

その〇個や△個の決定は、一日で大体何個販売できるかは、日々各商品の販売数をチェックしていると見えてくるので、欠品を極力起こさず、また食材の可能な保存期間も考慮した上で買い過ぎないように個数を見極めていきます。最初の数カ月は、しょっちゅうその個数を変更しておりました。現在でも時々変更を加えています。

 

そうすることで、作り過ぎによる無駄が排除され、また新鮮な食材をいつも提供できるようになり、また欠品も減らすことができます。

 

更に従業員自身で在庫チェックを行い、料理の仕込み等を勝手にしてくれるようにもなります。在庫管理に関するマネジメントの負担を減らすことができます。

 

とは言っても、想定外に多くのお客さんが来てくれた時は、欠品になる事も時々ありますので、まだまだ勉強が必要です。

 

日本のコンビニ等の発注は、地域でのイベントや天気等も考慮して発注をかけるようなので、そういった事も今後は参考にしていければと思っております。

 

他業種から学べることは沢山ありますね。

 

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フィリピン人従業員をマネジメントする上で気を付けるべきこと

私は、現在フィリピン・セブ島にてカフェを経営しており、6名を正社員として雇用しております。

 

私は当初、カフェのバリスタ経験者のみを採用したいと思っておりました。

 

ネットで募集広告も出しましたが、残念ながら経験者からの応募は1名しかなく、

5名は飲食経験はありますがカフェ未経験者を採用しました。

 

なので、私が従業員に一から教えているのですが、

 

カフェをスタートして半年、現在でも怒らない日はない状態ですが、だいぶ成長してくれたと感じております。

 

本日は、私がフィリピン人をマネジメントする上で気を付けている事をお伝えしたいと思います。

 

作業の目的を伝える

何か指示を出す際は、常に『目的も一緒に伝える』という事をしております。

 

つまり、なぜそれをやるのか?なぜやる必要があるのか?という事を、細かな指示の時も伝えるようにしております。

 

また、納得してくれない場合は、納得してくれるまで説明するようにしています。

 

それは、私自身が、日本で飲食店のアルバイトとして働いている時に、そのように指導してくれた先輩がいて、目的を説明してくれると納得感があり、非常に働きやすかったという経験があるからです。一方、何も目的を言わず、指示だけしてくる先輩は親切じゃないなと感じておりました。

 

私は、従業員に納得して動いてもらいたいと思い、そのようにしているのですが、

 

最近、それをする効用は他にもあると気づきました。

 

それは私が指示した事よりも、目的を果たすためのより良いやり方を自ら考えて実行してくれる事が時々あるということです。

 

従業員が工夫して、オペレーションを改善してくれています。

 

一方、指示を出す際に目的を言い忘れることが時々あるのですが、そういった時は、かなり高い確率で言った事をやらなくなっていたり、駄目な方にやり方が変わっています。つまり、サボります。

 

まとめますと、

 

フィリピン人に指示通りに動いてもらうためには、

その指示した作業の目的も一緒に伝える事と、一度ではなく何度も何度も根気よく伝え続ける事が必要だと思います。

 

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『商品力強化』と『営業力強化』と『組織力強化』

本日は考えていることを書きたいと思います。

 

商品力強化とは、

 

商品・サービスの品質を高めたり、品揃えを増やしたりすることです。

 

営業力強化とは、

 

販売チャネルを増やしたり、広告を発信したり、セールストークを磨いたりすることです。

 

私は、上記の2つのバランスが、ビジネスにおいて重要だと考えています。

 

つまり、どれだけ良い商品を作っても、顧客にその存在を知られないと売れないし、

 

どれだけ営業力を強化しても、それが魅力的な商品で無ければ、

 

顧客はリピートしてくれないので、継続して売り続ける事ができません。

 

どちらを優先すべきか?

私は、商品力強化を優先すべきと考えます。

 

なぜなら、商品・サービスが磨かれていない状態で、営業力を強化しても、

 

顧客満足度が低ければ、リピートに繋がらないだけでなく、悪い噂が流れてしまいます。

 

悪い噂は、良い噂の倍以上のスピードで広まると言われており、気を付けないといけません。

 

よって、私のカフェでは、グランドオープンをする前に、3カ月間のソフトオープンを行いました。ソフトオープン期間は、ほぼ告知活動はせずに、商品力強化に努めました。

 

現在もですが、顧客が食事を大量に残した場合など、何故なのかと気になってしょうがなくなります。

 

すぐにスタッフに同じものを作ってもらい、自分で食べてみて確認するようにしています。

 

そうすると、高い確率で、作り方を微妙に変更していたりなどの問題が発生しています。常に味のチェックは必要ですね。

 

商品力強化と営業力強化を実践し、顧客を掴むことが出来たら…

商品力強化と営業力強化を実現出来たら、次は、組織を作っていくことを考えないといけません。

 

いつまでも、経営者が現場に立っていたら、売上は頭打ちになります。

 

経営者と同じように、商品力強化や営業力強化を実践してくれるスタッフを育てていかなければなりません。

 

そうすれば、経営者に時間ができ、2店舗目への準備や新規事業を検討したりなどが可能になります。

 

私のカフェは、立ち上げたばかりなので勿論、私が商品力強化と営業力強化をやっています。

 

商品力強化としては、近々、サンドイッチ用のパンを我々自身で作るようにし、また朝食メニューを追加します。

 

営業力強化としては、デリバリーを近々始めます。

 

将来的には、こういった事を、スタッフ自身で考えて実行してもらえるように教育していかなければ行けないなと思っております。

 

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『成果報酬』及び『起業』は人を本気にさせ成長させてくれる

本日も思った事を書きたいと思います。

 

 私は、大学卒業後、4年間会社勤めを経験しましたが、その時の悩みの一つが、目標達成に向けて最後の最後まで頑張り切る、やり切るということが出来ない、という事でした。前職では、それを強く求められていましたが出来ませんでした。

 

自分の『成長』の為に、「目標達成に向けて必死になりたいのに、なぜか頑張り切れない。途中で諦めてしまう。」という状態でした。

 

終電の時間を超えて働く日があったり、土日に出勤することも多々ありましたし、別に頑張ってないわけではないですが、なぜか本気でやり切ることがいつも出来ず、最終的にその原因は、自分の性格や過去の育った環境にあると考えて、最後の方は、その課題を解決することを諦めていました。

 

成果報酬だと嫌いだったテレアポがめちゃくちゃ楽しい

4年間の社会人を経験した後、経営大学院に行き、東南アジアで起業する決意をし、起業資金を貯めるために、東京でアルバイトをしました。私が選んだのは、最も短期間で稼げそうだと思った完全成果報酬型のテレアポの仕事でした。

 

その仕事は実際にかなり稼がせてくれました。その仕事だけで月に50万円ぐらいの収入があり、また、稼げただけではなく非常に楽しかったのです。

 

私は、サラリーマンをしていた時、テレアポは嫌いな作業の一つでした。しかし、固定給から成果報酬へと報酬制度が変わるだけで、見違えるほど楽しい作業に変わり、仕事に夢中になっていました。

 

例えば、勤務時間が終わっているにも関わらず、上司に「頼みます。もう1本だけ、もう1本だけ電話掛けさせて下さい。絶対に契約取るのでお願いします!」と何度お願いをしたか分からないです。毎日がそんな状態でした。1本でも多く電話を掛けたかったし、1本でも多く契約を取りたかった。

 

その頃には、「頑張りたいのに、頑張れない」という過去の自分は、いなくなっていました。自他ともに認めるほど本気を出せていました。

 

本気を出せるようになった要因は、稼ぐ目的が明確にあった、という事もありますが、報酬制度が成果報酬だった事も大きな要因の一つだと思います。

 

もし、そのテレアポのアルバイトが時給制だったら、仮にその日の目標達成が出来ていなくても、勤務時間が終わったら直ぐに帰っていたでしょう。

 

成果報酬及び起業は人を成長させる

私は、新卒で就職先を選ぶ時に、最も自分自身が成長できそうな会社という視点で選びました。給料などの条件は度外視しておりました。3年ぐらい働いて、力が付いたら独立しようと考えておりました。

しかし、私は「成長」という目的の為には、本気になりきる事が出来ませんでした。本気にならないと、大きな成長は望めないと思います。

つまり、「成長」という目的の為に仕事をしていたのに、あまり成長できませんでした。

私が仕事に本気になるために最も重要な事は、自分が頑張った分だけ報酬が得られる、という事でした。つまり成果報酬でした。

成果報酬だと、上司から「もっと考えろ」など言われなくても勝手に考えるようになります。

また起業は成果報酬の最たるもので、成果を出せば出した分、報酬は増えますが、逆に頑張って利益を出さないと固定費が掛かるので自分の資産がどんどんと減っていきます。

成長したいと思っていた自分にとって、起業は最も良い選択肢でした。

 

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セブ島最北端の島で、欧米人から絶大な人気を誇る、マラパスクア島に行ってきました。

本日は、カフェを従業員に任せて、フィリピン人の友人の車で、朝4時半からマラパスクア島(Malapascua Island)に行ってきました。

 

素晴らしい海とビーチを持つ島で、本日は日帰りでしたが、次回は泊まりで来たいと思いました。

 

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行き方及び船賃

マラパスクア島は、セブ島の最北端にある小さな島です。

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セブシティからの行き方は、まず車でMayaまで行きます。混まなければ3時間で行けます。日が昇る前の早朝であれば混みません。

またセブシティからは、長距離バスも出ており、多くの旅行者がいました。

 

Mayaからは、20人乗りぐらいの船に乗って、マラパスクワ島まで行きます。

船に乗る時間は、30分弱です。

時刻表はなく、乗客が定員に達したら出発します。

 

船賃は、一人100ペソです。他のネット情報だと、天候が悪いと追加料金が発生するとのこと。

またマラパスクア島のビーチ付近に到着すると、小さなボートに乗り移ります。更に1人20ペソを支払います。

 

海及びビーチ

海の透明度は素晴らしいです。

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私は、マクタン島の海にも行きましたが、透明度が全く違いました。

ビーチは、真っ白の砂浜で、まさにリゾートでした。お勧めです。

客層

マラパスクア島は、ヨーロッパの人々から絶大な人気があるようです。特に北欧からの顧客が多いらしいです。

本日も、顧客の6割程度がヨーロッパの方でした。3割ぐらいがフィリピン及び東南アジアで、1割が日本人と韓国人でした。

 

ホテル

Tepaneeビーチリゾートは、イタリア人夫婦がオーナーで、ホテルの雰囲気も良く清潔感もありました。今回は、見学したのみで、泊まりませんでしたが、次回は是非こちらに泊まりたいと思いました。

 

 

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経営には執念と根性が必要

本日も、自戒の意味も込めて、考えたことを書きたいと思います。

 

 

私は、前職の関係から、新規出店する経営者にお会いする機会が多くありました。

 

その中には時々、

 

「〇〇さんが勧めるから、重い腰を上げてお店を出すことにしたんですよ。」

 

という事を言う経営者の方もいました。

 

しかし、そういった方は、ビジネスがうまく行かないケースが多かったです。

 

そういった事を口にする方は、

 

自分で決定したという意識が薄く、どこか人任せな部分があり、

 

何が何でも成功させる、成功するまで諦めない、

 

といった執念が弱いのだと思います。

 

 

経営にはそういった執念・根性が大変重要な気がします。

 

勿論、事業計画や戦略も重要ですが、

 

いくらアイデアが良くても、絶対に成功させるという執念が経営者にないと、

 

ビジネスは上手くいかないと思います。

 

 

なぜなら、完璧なアイデアは存在せず、

 

常に顧客の声や反応を確認しながら改善を繰り返さないと

 

顧客にとって魅力的な商品やサービスは作れないと思うからです。

 

またそれは、絶対に成功させるという執念・根性がないと出来ないです。

 

 

例えば、

 

私は、とんかつサンドイッチの路上販売は成功したと思っておりますが、

 

仮に他の人が、とんかつサンドイッチを、同じ時期に同じ場所で、同じ時間に売ったとしても、

 

売れる人と売れない人に分かれると思います。そもそも続かない人も多いと思います。

 

その差は、絶対に成功させるという執念です。

 

同じ商品を販売するにしても、それを実行する人によって、結果は全く変わります。

 

 

私は、そういった背景からも、

 

ビジネス上で何かを選択する時、決定するのは常に自分の意思であり、

 

「〇〇さんが勧めたから〜」

 

とは絶対に言わないようにしようと決めています。

 

そういった事を口に出すと逃げ道ができてしまい、

 

絶対に成功させるという執念が薄れて、結局うまく行かないと思うからです。

 

経営者は結果がすべてです。

 

 

大人であり、また経営者である以上、すべて自由に決めることが出来ますが、

 

すべて自己責任だと思います。

 

仮に、誰かに助言を求めて、何かを実行したとしても、

 

その誰かを決めたのは自分ですから。

 

経営者はすべてが自己責任。

 

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東南アジアでは、打ち上げ花火ではなく、長く継続することに価値がある

本日も、思ったことを書きたいと思います。

 

 

フィリピン・セブ島で出店し、約半年が経過しました。

 

有難いことに、徐々に顧客が増えております。

 

大事な事は、これを維持する事。

 

少しでも魅力的なお店にしていく事。

 

 

現在、フィリピン・セブ島で集客をするのは、

 

もしかしたら日本よりも難しいかもしれません。

 

というのも、私がフィリピンに来て1年半ですが、

 

日本食レストランを含めて、閉店していくお店を数多く見たからです。

 

 

私は、

 

一気に大きな売上・利益を上げて、早期の投資回収を狙うよりも、

 

お店を長く継続していくことを、

 

特に東南アジアにおいては優先すべきと考えています。

 

 

つまり、利益を上げるためにコストカットを必要以上にしたり、

 

日本食ブランドがあるからといって価格を上げ過ぎず、

 

顧客満足やブランディングを重視すべきだと思います。

  

 

なぜなら、東南アジアの現状は、まだまだ貧しい国でありますが、

 

最近では、毎年GDPが5%以上成長しており、

 

人口動態等からも今後もこの勢いは続きそうで、

 

国民が豊かになるにつれて、ビジネスはよりやりやすくなってくると思っています。

 

勿論、経済がもっと発展し市場が大きくなれば、競合も増えますが、

 

そういった競合店に顧客を取られないように、

 

人脈、知識、経験、スキルを高めて改善を繰り返し、

 

より魅力的なお店を作っていくこと。

 

それこそが、早期に市場参入するメリットだと思います。

 

大事なのは、その時までビジネスを継続し改善を続ける事。

 

 

また、ビジネスを長く継続していれば、

 

人脈が増え、英語も出来るようになり、知識経験が身に付き、

 

他のビジネスチャンスも出て来るでしょう。

 

 

可能性を感じるフィリピンで、

 

将来を見据えて、着実に一歩ずつ前進していきたいと思います。

 

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